令和3年度決算(決算の概要)

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印刷 ページ番号2001081 更新日 2022年9月6日

令和3年度決算(決算の概要)

1 尼崎市公営企業会計決算の概要について

 本市の公営企業会計である、水道事業会計、工業用水道事業会計、下水道事業会計、モーターボート競走事業会計では、令和3年度決算の損益は、4会計ともに黒字となりました。

2 資金不足比率について

 令和3年度決算において、いずれの公営企業会計も、資金不足は生じておりません。

3 各会計の決算の状況

水道事業会計

 収益的収支の収益では、令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ水道料金の基本料金減免を実施していましたが、令和3年度は減免を実施しなかったことなどにより、前年度に比べ10億3千万円の増となる90億1千万円を計上しました。費用では、人件費や、委託料などの物件費の増加などにより、前年度に比べ1億8千万円の増となる79億4千万円を計上し、差引きで10億6千万円の経常利益となりました。また、特別損益では、契約に係る違約金を特別利益として計上したことなどにより、1千万円の利益となりました。その結果、当年度純利益は10億7千万円となり、前年度に比べ8億7千万円の増加となりました。なお、仮に令和2年度に減免(9億3千万円)を実施しなかった場合の利益と比較すると、6千万円の減少となっています。

工業用水道事業会計

 収益的収支の収益では、三市共同施設の改良工事に係る負担金収入の増などにより、前年度に比べ2億6千万円の増となる17億5千万円を計上しました。費用では、三市共同施設に係る改良工事費の増などにより、前年度に比べ2億7千万円の増となる14億6千万円を計上し、差引きで2億8千万円の経常利益となりました。特別損益では、廃止負担金などを特別利益で計上し、2億8千万円の利益となりました。その結果、当年度純利益は5億6千万円となり、前年度に比べ3千万円の増加となりました。

下水道事業会計

 収益的収支の収益では、令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ下水道使用料の基本使用料減免を実施していましたが、令和3年度は減免を実施しなかったことなどにより、前年度に比べ10億2千万円の増となる125億7千万円を計上しました。費用では、委託料や負担金などの物件費の増加などにより、前年度に比べ2億4千万円の増となる111億5千万円を計上し、差引きで14億2千万円の経常利益となりました。また、特別損益では、貸倒引当金戻入益などにより2千万円の利益となりました。その結果、当年度純利益は14億4千万円となり、前年度に比べ8億円の増加となりました。なお、仮に令和2年度に減免(8億1千万円)を実施しなかった場合の利益と比較すると、前年度とほぼ同程度の利益となっています。

モーターボート競走事業会計

 収益的収支の収益では、電話投票発売金が67億1千万円と大幅に増加したことに加え、本場の無観客開催や場外発売場の休業日が減少したことにより、本場発売金、委託発売金ともに増加したことで、前年度に比べ82億5千万円の増となる583億3千万円を計上しました。費用では、施設改修事業に伴う資産減耗費が減少しましたが、売上連動経費である払戻金や電話投票事務分担金等及び減価償却費が増加したことなどに伴い、前年度に比べ73億2千万円増となる545億7千万円を計上しました。その結果、当年度純利益は37億6千万円となり、前年度に比べ9億4千万円の増加となりました。

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