「平成31年度当初予算原案に係る公営企業局主要事業(水道・工業用水道・下水道・モーターボート競走事業)の調整状況について」に係る意見募集(パブリックコメント)
印刷 ページ番号2000596 更新日 2019年3月18日
意見募集は終了しました。
予算原案の調整過程における公営企業局主要事業の公表にあたって
水道事業、工業用水道事業、下水道事業及びモーターボート競走事業を取り巻く経営環境は、人口減少等に伴う料金収入の減少、施設等の老朽化に伴う更新需要の増大、大規模災害などへの危機管理対策の強化など、厳しさを増しつつあります。
このような状況を踏まえ、平成30年4月に、これらの事業を所掌する水道局、都市整備局下水道部、公営事業局の組織を統合し、新たに公営企業局を設置し、これまで各事業で培ってきたノウハウや組織統合によるスケールメリットを生かし、各事業が連携し事業運営を行い、経営基盤の強化を図ることとしています。
公営企業の各事業に対する市民の理解と関心を深め、情報共有を図る観点から、平成31年度公営企業局予算原案の調整過程における主要事業を公表し、ご意見を聞く機会を設けました。なお、平成31年度予算は、市議会の審議を経て確定します。
公営企業における事業運営の基本的な考え方
- 公営企業局では、中長期的な視点で選択と集中を行い、事業の効率化を図るなど経営基盤の強化に取組み、持続可能な事業運営を目指します。
- 水道事業、工業用水道事業及び下水道事業は料金収入等を以って独立採算による事業運営を行い、市民生活や産業・都市活動を支えるライフラインの役割、雨水による浸水防止や汚水処理による生活環境の保全の役割などを、モーターボート競走事業は収益を確保し、市のまちづくりに貢献する役割を果たしています。
予算原案作成するにあたって重点化する施策の考え方
(1) 水道・工業用水道事業
更新時におけるダウンサイジングによる施設規模の縮小、投資時期などを考慮した効果的、効率的な整備に取組む。また、近い将来発生が予想されている大規模災害時における危機管理対策に積極的に取組む。
現行ビジョンの最終年度であることから、期間内に設定した目標の達成に向けた方策を着実に推進する。
〔1〕 水道・工業用水道の次期ビジョンの策定
〔2〕 老朽化した配水管の更新と耐震化
〔3〕 危機管理への対応
〔4〕 水道施設の維持・更新
(2) 下水道事業
引き続き、施設の改築更新、浸水対策、地震対策、高度処理等の推進に取り組む必要があり、持続的な下水道機能の確保とライフサイクルコストの低減を図ることなどを目的に下水道施設を計画的かつ効率的に管理するストックマネジメント計画の策定を着実に推進する。
また、中期ビジョン後半計画(平成29~33年度)に基づき、事業費の平準化を行いながら各施設の整備を行うとともに、国からの交付金の確保や建設改良積立金の活用などを行うとともに、施設の維持管理コストの削減や事業手法の見直しを行い、一層の経費の削減・抑制に努める。喫緊の課題である集中豪雨等に伴う浸水対策についても、着実にその実施を図っていく。
〔1〕 老朽化した下水道管きょの更新と耐震化
〔2〕 浸水対策
〔3〕 地震対策
〔4〕 高度処理の推進
〔5〕 経営基盤の強化に向けた取組み
(3) モーターボート競走事業
現経営計画に掲げている方針を踏襲し、事業の根幹を担う次の項目について、平成31年度も重点的に取組む。なお、新たに実施する事業や拡大する事業については、事業効果や費用対効果を踏まえ、次期経営計画(計画期間:平成31~35年度)を見据えた内容とする。
〔1〕 収益の確保
〔2〕 施設の効率化と快適な施設環境の整備
※今回公表する主要事業は、平成31年度予算原案に係るものであり、地方公営企業法では、予算原案は、公営企業管理者が作成することとなっており、原案は、市長等の調整経て、市議会に提案する予定です。
関連資料
「平成31年度当初予算原案に係る主要事業の調整状況について」の本文は添付ファイルをご覧ください。
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