神崎浄水場でインターンシップの受入をしました
印刷 ページ番号2000267 更新日 2019年4月14日
平成29年8月21日(月曜日)~平成29年9月1日(金曜日)まで、神崎浄水場においてインターンシップを1名受け入れ、学生に水質担当の仕事をしてもらいました。その様子をご紹介したいと思います。
水質担当の仕事ってどんなことしているの?
尼崎市の水道水は淀川の水を原料にしてつくっています。できあがった水道水が国の定める基準に適合しているか、市内に送り出した水道水がちゃんときれいな状態でみなさまの家に届いているかを調べるのが水質担当の仕事です。
今回のインターンシップでは市内で採水した水道水の検査や、浄水処理工程における水質検査など、水質担当のさまざまな仕事を行ってもらいました。
カビ臭物質の検査
淀川からくる水のカビ臭物質を取り除くために、神崎浄水場では高度浄水処理を行っていますが、8月31日(木曜日)にはこの処理が適切に行われているのかをチェックする重要な仕事であるカビ臭物質の検査を、職員の指導のもと行ってもらいました。
浄水処理の各段階でできる水を採水し、カビ臭物質の量を計ります。採水した水に非常に微量の試薬を入れる際には、集中力が求められます。検査に使用する機器に入れるための容器に移し、いざ検査開始です。機器の使い方を教わりながら、機器を動かしました。
検査の結果は異常なしということでした。
インターンシップに参加した学生の感想
水質検査という内容に惹かれてこのインターンシップに参加しましたが、浄水場の仕組みは奥が深く、とても興味深いものでした。
尼崎市は川の下流のほうに位置しているためオゾンや活性炭を使った高度浄水処理を行っていることなど、水処理の過程を学ばさせていただきました。またPH測定からガスクロマトグラフなどの専門的な機械まで幅広く業務を体験させていただき、新しい知識が増えるたびにわくわくしました。
安全な飲み水がじゃ口から出て当たり前ですが、この当たり前を保ち続けるために行われている仕事はすごいことだと感じました。
今回のインターンシップを通して学んだことを今後の自分の人生に活かしていけるよう、頑張りたいと思います。
浄水場でのインターンシップは内容はもちろん職員の皆さまが丁寧に教えてくださり、あたたかく接してくださったおかげで毎日が本当に楽しかったです。恵まれた環境でインターンシップに取り組めたことに感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
尼崎市のインターンシップ制度
尼崎市では、大学等に在籍する学生を対象として、市行政における就業体験をしてもらうことにより、公務に対する理解を深め、就業意欲の増進を図るとともに、大学等における教育機能の強化と創造的な人材育成の一助となることを目的として、平成12年度からインターンシップ研修生の受入を行っています。
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電話:06-6489-7405 ファクス:06-6489-7403
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