水質担当のお仕事、紹介します!

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印刷 ページ番号2000066 更新日 2024年8月8日

神崎浄水場には、水道水の安全を確認するために、水質検査をする職員がいます。
私たちは、浄水場に運ばれてきた川の水から、浄水場内での処理を経て、水道水として皆さんのもとへ送り出されるまで、さまざまな検査をしています。
このページでは、水質担当の仕事や水道の水質について、簡単に紹介をしていきます。皆さんに水質のことを少しでも身近に感じてもらえればと思います。

どんな仕事をしているの?

浄水処理では、水中の濁りや臭いを取り除いたり、消毒剤などの薬品を注入したりします。その各工程の水を検査することで、浄水処理が適正に行われていることを確認しています。また、安全でおいしい水道水をお届けできることを最終確認しています。

普段は透明な淀川の水も、豪雨や台風の時には濁ってしまうことがあります。水質の変化を早期に把握することが大切です。


どんな検査をしているの?

水質試験室の写真

毎日行っている毎日試験の他に、水質基準の51項目すべてを測定する精密試験があります。また、農薬や微生物などについても検査しています。
毎日試験では、残留塩素濃度やpH値、濁度・色度、アルカリ度、塩化物イオン濃度などを測定しています。一部をご紹介します。

毎日試験の一部をご紹介します

アルカリ度を測定している写真と、消毒剤の確認をしている写真

  • アルカリ度
    アルカリは、水の濁りを取り除くときに必要な成分です。アルカリ度が低いと、浄水処理がうまくいかないことがあるため、毎日測定しています。
  • 残留塩素濃度
    水道水には、次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤が入っています。水道水が安全であるためには、この消毒剤が適切な濃度で入っていることが大切です。水道水に入れるとピンク色になる特殊なお薬を使って、消毒剤(残留塩素濃度)の確認を行います。

浄水場を出た後の水道水の検査は?

自動水質計器の点検を行っている様子と、採水を行っている様子です

浄水場から送り出された後の水道水についても、市内で定期的に採水を行い、検査しています。また、自動水質計器による常時監視も行っています。


水道水は安全なの?

神崎浄水場で行った水質検査結果について、年度ごとにまとめたものを公表しています。
令和6年度についても、尼崎市の水道水は、全ての項目について水質基準を達成し、安全な水道水であるとの結果が出ました。安心してご使用ください。

このページに関するお問い合わせ

公営企業局 上下水道部 浄水センター 神崎浄水場
〒661-0965 兵庫県尼崎市次屋4丁目6番1号
電話:06-6499-0345 ファクス:06-6499-0558
公営企業局 上下水道部 浄水センター 神崎浄水場へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。