令和5年度予算原案編成方針

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印刷 ページ番号2001107 更新日 2022年9月21日

 令和5年度から、まちづくり構想とまちづくり基本計画(前期)を定めた「第6次尼崎市総合計画」がスタートし、全庁あげて、多くの市民が『ありたいまち』を実感できるよう、まちづくりを進めていきます。
 次期総計の中で、公営企業局の役割としては、施策13「都市機能・住環境」において、「あますいビジョン2029」及び「あまがさき下水道ビジョン2031」が主な関連計画として位置づけされており、モーターボート競走事業による市財政への貢献については、「行政運営」の中で、「安定的な財政運営の推進」における主な関連計画として「財政運営方針」があり、同方針においては、主要基金の貴重な財源として、その利益が位置づけされています。
 一方、公営企業局は昨年度、市民の信頼を著しく裏切る不祥事が発生しており、今後このような不祥事が二度と発生することがないよう、また、一日も早く市民の信頼を取り戻すよう、全職員が一丸となって職務に邁進していきます。
 地方公営企業法の適用を受ける水道事業、工業用水道事業、下水道事業及びモーターボート競走事業の4つの事業は、料金収入等を以って独立採算により事業運営を行っており、企業としての経済性を発揮することはもとより、全職員が「徹底したコスト意識」を持ち、本来の目的である公共の福祉を増進するため、市民生活に身近な社会資本の整備、市財政への貢献など必要なサービスを提供する重要な役割を果たしていきます。
 また、各事業の根幹を成す「あますいビジョン2029」「あまがさき下水道ビジョン2031」「尼崎市ボートレース事業経営計画」(以下、「各ビジョン」という。)で定めた取組や事業の進捗状況を鑑みながら、更に経営的視点も加味した令和5年度予算原案の編成を行います。
 あわせて、コロナ禍や原油価格・物価高騰で顕在化した課題や環境の変化にも対応していきます。

1 令和5年度予算編成の基本的な考え方

 近年の有収水量の減少等に伴う水道料金・下水道使用料収入の減少、施設等の老朽化に伴う更新需要の増大、気候変動や大規模災害への対策の強化に加え、SDGsや脱炭素化などにも的確に対応していきます。各事業の実施にあたっては、財政計画を含む実施計画に沿った事業実施を念頭に、前例踏襲という固定概念にとらわれることなく実施手法の再確認を行った上で予算編成を行います。
 なお、公営企業局職員一人ひとりが自らの職務の重要性、お客さま目線、中長期的な視点、事業を取り巻く状況などを十分に理解し、担当業務に係る市民への説明責任は自らが果たしていく自覚と責任をもって事務を遂行していきます。

(1)「各ビジョンの計画的推進」

 各ビジョンが計画どおり進んでいるかPDCAサイクルを意識した進捗状況の把握及び評価を踏まえて、予定どおり進捗している事業については、より効率的な手段がないか、また遅れが生じている事業については、実施手法を工夫するなどして、ビジョン期間内での目標達成に向けて、着実に実施していきます。

(2)「徹底した収入・利益の確保と既存事業の再点検」

 各事業とも決して将来にわたって安定した経営が継続できるものではなく、先ずは創意工夫による徹底した水道料金、下水道使用料、ボートレース事業の利益の確保に努めます。
 また、各所属においては、維持管理等の経常経費について、業務の仕様の見直しを行うなど、長年計上されてきた既存事業の予算額についての再点検、再見積もりを行った上で、予算計上を行います。

(3)「デジタル化の更なる推進」

 進化したデジタル技術の導入等によって市民サービスの向上や事業基盤の強化につながるよう、その推進を積極的に進めていきます。

2 各事業で取り上げる主要事業の考え方

 各事業の主要事業項目は、従来通り各ビジョンの中で重点的に取り組んでいる項目からピックアップしますが、技術の進歩や喫緊の課題等で現在の各ビジョン等の項目にない新たな施策に取り組む場合は、精査した上で必要に応じて追加します。以下は、各ビジョンより抜粋した各事業の基本的な取り組みの方向性を示したものです。
 なお、当初予定していた主要事業が、所管の不可抗力により延期になった場合、従来からも取り組んでいるように、他の事業を先んじて進めることで、各ビジョンの期間中に当初の計画を達成できる工夫を引き続き行っていきます。

(1)水道・工業用水道事業

 「あますいビジョン2029」で示す「尼の水を 次の世代へ」という基本理念の実現に向け、施設能力の適正化や管路の計画的更新と維持管理、応急給水拠点を充実させること等により、ビジョンの目的である「安全な水を安定して届ける」「災害から守り、備える」「将来へ事業をつなげる」ための取組を進めていきます。

(2)下水道事業

 「あまがさき下水道ビジョン2031」では「尼の下水道を次の世代へ」をキーワードに、施設の高度な維持管理や災害対応力の強化等を充実させること等により、下水道の目指す将来像である「まちのくらしを支える」「災害から守り備える」「将来へ事業をつなげる」ための取組を進めていきます。

(3)モーターボート競走事業

 「ボートレースを通じ、お客さまに感動を与え、尼崎のまちづくりに寄与する」を事業の使命としており、引き続き電話投票の売上向上や競技エリアの施設整備により当該事業の充実を図り、「公営企業として、安定した経営基盤を確立し、健全な経営を行う」「お客さまに喜ばれ、地域に親しまれるボートレース場を目指す」「利益で本市財政に貢献する」ための行動原理に基づく取組みを進めていきます。
 なお、現経営計画が令和5年度までとなっていることから、今後も市財政へ貢献し続けるために、お客さまニーズや社会環境の変化に柔軟に対応し、施設整備計画等により、将来的に必要となる経費についても検討しつつ、次期経営計画の策定に取り組んでいきます。

 

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