下水の処理方法
印刷 ページ番号2000489 更新日 2022年4月25日
家庭や事業場などからでる下水は、道路の下に埋められた下水管に流れ込み、中継ポンプ場を通って浄化センターに送られます。
浄化センターに集められた下水は、いくつもの施設を通り抜ける間に、きれいな水に生まれ変わり、川へ放流されます。
下図の赤い星部分について、以下に写真などで紹介します。
中継ポンプ場
下水管は汚水が自然に流れるように、かたむきをつけて地中にうめられています。下水管が長くなると地下深くになり、そうじや修理が難しくなります。そこで中継ポンプ場で汚水を地上近くまでくみ上げ、再び汚水を流します。また、大雨のときは、川や海に雨水をくみ出して、浸水を防ぎます。
沈砂池
汚水の中の大きなゴミや砂を取り除きます。
ポンプ室
ポンプで汚水を最初沈でん池に送ります。大雨のときは雨水を直接川や海へ流して浸水を防ぎます。
最初沈でん池
小さなゴミや泥を沈ませて取り除きます。底にたまった小さなゴミや泥は汚泥処理施設へ送られます。
反応タンク(エアレーションタンク)
汚水に活性汚泥(微生物のあつまり)と空気を加えてかき混ぜます。微生物は、汚水の中の汚れを分解して、汚水をきれいにします。
最終沈でん池
活性汚泥を沈ませて、きれいになった水と分けます。底にたまった活性汚泥のほとんどは、また反応タンクにもどします。いらなくなった余分な活性汚泥は汚泥処理施設へ送られます。
汚泥処理施設
最初沈でん池の底にたまったゴミや泥、いらなくなった余分な活性汚泥は、地下の送泥管を通って兵庫東スラッジセンターへ送られます。そこで、脱水・焼却したあとの灰は、大阪湾に埋立処分しています。
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