東部浄化センター包括的民間委託を実施

東部浄化センター包括的民間委託を実施

東部浄化センターでは、全国に先駆けて包括的民間委託を実施しました。
　東部浄化センターでは、従来から委託している処理場の運転管理や各種保守点検業務などに加えて、平成15年度からユーティリティー調達業務や修繕業務などを含め1民間事業者に委託しています。

包括的民間委託とは

委託者は、下水道施設に流入する下水の水質及び水量をあらかじめ設定します。その範囲内である場合に限り、受託者は、あらかじめ定められた水質に適合させ、処理水を放流することを保証します。
　そのことを前提としたうえで、施設の運転・維持管理方法の詳細については、受託者の裁量に任せるという考え方です。
　また、その範囲については、可能な限り各業務を一括に委託することが委託の効果を上げることになります。
性能発注のレベルと、
性能発注の導入によるコスト縮減のイメージ 図
（出典　国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道企画課下水道管理指導室）

委託内容

1. 水処理業務、中央監視業務、設備機器保守管理業務、沈砂洗浄業務
2. 水質試験、放流水ダイオキシン類濃度測定業務、簡易専用水道点検業務
3. 東部雨水ポンプ場、中在家ポンプ場の業務
4. 電気設備、消防設備、空調設備、昇降機設備の保守点検業務
5. フォークリフト、地下タンク設備、トラックスケール、天井クレーン保守点検業務
6. 消耗品、薬品、重油、電力・ガス・水道等のユーティリティ調達業務
7. 修繕業務（1件につき130万円未満）
8. 沈砂分析業務
9. 屋上広場管理業務、植樹帯保護育成、清掃業務、機械警備業務
10. 想定される流入水量、水質の範囲内で要求水準未達の場合のペナルティー条項を設ける。

委託期間

令和3年4月1日～令和7年3月31日
（4年間の複数年契約）