すいどうができるまで 尼崎市水道局
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07 粒状活性炭の層に水を通し、色やにおいなどの不純物を活性炭に吸着させて取り除きます。粒状活性炭処理を見てみましょう吸着する吸着する吸着する高度浄水処理棟吸着実験きゅうちゃく高度浄水処理(その2) 粒状活性炭の表面には目では見えない無数のあながあいています。このあなの表面積は活性炭1粒あたり畳2畳分の表面積があります。このあなにオゾン処理でこなごなに砕かれた臭気物質などが吸い込まれ、あなの表面に吸着します。 あなの表面積が大きいので吸着する場所が広く、多くの物質を取り除くことができます。この活性炭の吸着力により水はさらにきれいになります。粒状活性炭の内部構造 粒状活性炭吸着池には直径1.5ミリメートル程度の活性炭が2.5メートルの厚さに敷きつめられています。 オゾン処理された水を上から流します。敷きつめられている活性炭層尼崎市の水道水のおいしさの秘密はこの高度浄水処理にあったんだね!高度浄水処理の効果 高度浄水処理の効果により、カビ臭は完全に取りのぞかれ、トリハロメタンも大幅に少なくなり、また、味もよくなり、さらに塩素臭(カルキ臭)も改善されました。国の水質基準値従来処理(H9)高度浄水処理(H26)■ 水をまずくするもととなる有機物012345■ トリハロメタン0.000.020.040.060.080.100.12国の水質基準値従来処理(H9)高度浄水処理(H26)0.10.0330.0150.631.4(mg/ℓ)(mg/ℓ)覚えとこ!ふ じゅんぶつ

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